こんにちは、現役フリーランスエンジニアのとだこうき(cohki0305)です。
僕は未経験からエンジニアになって、今はフリーランスとして活動しています。リモートワークとフレックスタイムが許可されているので、世界中を旅して仕事しています。
今日はベルリンのコワーキングスペース St Oberholz に来ました!
歴史ある建物に入っていてかなりオシャレ!カフェが一階にあり、ご飯にも困らない。Wifiは30mbpsで普通。
月の料金が1万3000円くらいで良心的なので、ベルリンにいる間はここに居ます!https://t.co/DB19TWGJKp pic.twitter.com/vO9qzirq5l
— とだ@旅するエンジニア (@cohki0305) September 14, 2018
こういう話をすると、「プログラマーになれば自由な働き方ができるんだ!」と思われるのですが、大きな勘違いです。プログラマーにはいろんな種類がいます。
ヒドイ労働環境に身を置いてるエンジニアも少なくありません。プログラマーなのにスーツ着て、ウザい取引先にペコペコするようなダサいエンジニアがいっぱい存在する事実を直視しましょう。
いい労働環境を手に入れるためには、戦略が必要です。
今日はこの戦略について話します。具体的には、「どういう業界であれば労働環境が良いのか」を先に話して「その業界に行くにはどういう言語を学べばいいのか」について説明します。
【対象読者】
これからプログラマーを目指そうとしている方はぜひ読んでください。すでにプログラマーとして働かれている方にとっては適切な言語選択ではないので注意してください。
結論を言うと、
- 自社サービスを開発している会社、主にベンチャーで働くのがオススメです
- その会社に就職するには、Ruby, PHP, JavaScript の順番でオススメです
ちなみに、Java って言語を選択すると最悪ですよ。スーツ着てヒドイ環境で仕事している人が多いです。
いろんなエージェントの担当者やスクールの運営者と話すけど、みんなリモートワークしたいなら、RubyかPHPにしとけって言ってるよ
Javaをオススメする人なんていない
「エンジニア = 自由な働き方」ってのは違うから、働き方を重視するならどういうエンジニアになるか考えないといけない
— とだ@旅するエンジニア (@cohki0305) September 21, 2018
※ この記事の情報は、僕の経験からだけではなくて、多くのスクールの運営者とフリーランスエージェントに取材した内容をもとに記しています
目次
どういう業界であれば労働環境が良いのか
プログラマーにとっては、労働環境が良いITの会社は自社サービスを開発している会社です。主にベンチャー企業です。
自社サービス開発会社と受託会社って?
自社サービスを開発している会社というのは、メルカリや食べログのように自分たちでサービスを作りそのサービス自体によって収益をあげているような会社です。
対称的な会社でいうと、受託会社と言われるような会社です。自分たちでサービスを作るのではなくて、他の会社から「作れ!」と言われたものを作って、開発費をもらってるか会社です。
なぜ自社サービス開発会社は労働環境が良いのか
自社サービスを開発している会社の労働環境が良い理由は、エンジニアが会社の生命線だからです。自社サービスはプロダクトが命です。
逆に、受託会社は適当でもいいのでとりあえず納品できれば金稼げるので、自社サービスを開発している会社ほどは技術力を求められない傾向があります。
しかし、ベンチャー企業は適当にやっていれば死にます。最高のプロダクトを素早く作らないと生き残れません。
そして、いいプロダクトを素早く作るには、いいエンジニアが必須です。いいプログラマーを獲得するには、いい環境が必要です。ゆえに、金を出したり、労働状況を改善したりするわけです。
ただ、自社サービスを開発している会社の多くはベンチャー企業です。ゆえにそれほどお金を持っていません。
エンジニアがクソ人気な市場で、ベンチャー企業は人を集めないといけない。彼らは金を持ってないので、やることは以下の3つです
✅ストックオプション
✅時短、リモートワークなどの働き方
✅洗脳洗脳が下手な社長が多いし、ストックオプションなんてポンポン出せないので柔軟な働き方が広まってる
— とだ@旅するエンジニア (@cohki0305) October 6, 2018
じゃあどうするかというと、金のかからない「働き方」を提示するしかありません。ゆえに、自社サービスを開発するベンチャー企業は働き方が柔軟になってきているのですよ。
すぐに転職できなくても目指す方向が大事
とはいえ、ベンチャー企業はスキルが求められるので未経験の方には少しハードルが高いです。
チャレンジして失敗しても1年くらいどこかの会社で経験積めば普通にベンチャーに転職できるので、そんなに心配することはありません。大事なのは方向性です。
Java などのベンチャーが採用せず、労働環境がヒドイ古い会社が採用している言語を頑張っても、給料は上がっても理想とする労働環境は手に入れられないでしょう
ベンチャー企業で就職するためのオススメな言語を紹介
ベンチャー企業に就職するのが、働き方を重視するために大事なことだという説明をしてきました。
次は、そのベンチャー企業で就職するにはどういうプログラミング言語を学ぶべきかについて説明していきます!!
オススメ言語1位 Ruby

オススメ言語の1位はRubyです。RubyはWebサービスを作るためによく使われている言語です。現役エンジニアからの人気は下がってきていますが、プログラミングを始める人にとっては最も人気が高いです。
僕は Ruby エンジニアです。自社サービスを開発するベンチャー企業で働きたかったので、Ruby を選択しました。
ベンチャー企業は Ruby をなぜ使うのか
“楽しくプログラミングができる” というのをコンセプトに作られたプログラミング言語です。そのコンセプト通り、学習するのが簡単で、それでいて出来ることが多いため、非常に人気の言語です。
たのしいだけではなくて、Rubyを使うと圧倒的に開発速度が上がります。ベンチャー企業は、競合との競争に勝たないといけないので速度は大事です。
ゆえに Ruby を使うのです。
実際、ベンチャー企業の選択肢として一番人気は Ruby でした。今は状況が変わって他の選択肢が増えてきていますが、まだまだ人気です。そして、過去に採用した会社はまだ Ruby を使っているので、Ruby エンジニアに対する需要はかなり大きいです。
【メリット】勉強がしやすい
Ruby は勉強がめっちゃしやすいです。
プログラミングスクールで教えている言語で一番多いのが、Ruby です。プログラミングスクールに通えば、未経験からでもある程度のスキルを身につくので、もっとも習得しやすい言語だと言えます。
また日本で人気が高い言語なので、日本語の文献がたくさんあるのも良い点です。
【デメリット】地方だと就職が難しい
Ruby を選択した場合、地方での就職はかなり難しいです。地方で Ruby をつかってる会社は少ないからです。
いきなりベンチャーに就職できれば問題ではないですが、それが上手く行かなかったときにリカバリーが難しくなるのがデメリットです。
個人的には、リスク犯しても理想とする道を進むべきだとは思いますけどね。Ruby できれば他の言語もできるようになるので、なんとかなるものです。

オススメ言語2位 PHP

2位はPHPです。PHPは昔から人気な言語です。こちらもWebサービスを作るのによく利用されます。
PHPはJava同様、昔ながらのブラック企業でよく採用されていた言語なのですが、最近はイケてるベンチャー企業たちが採用し始めて盛り上がっています。
Laravel を使ってるベンチャー企業が良い
特に Laravel という PHP の拡張機能のようなものを使ってるベンチャーが多いです。
Google Trend をみても、PHP Laravel の人気がどんどん来ているのがわかるでしょう!反対にRuby の人気は落ちてきてますね

Laravel はこれからどんどん人気が高まっていきそうなので、投資するという意味でもやるのはいいと思います。おそらく Ruby よりも今後主流になっていきます。それくらい勢いがあります。
【メリット】就職しやすい
PHPの良いところは就職しやすいところです。地方でも就職が可能です。
今はRailsを学べるプログラミングスクールが多いが、今後はLaravelになるのではないかと
PHPのほうが潰しが利くし、初心者でも勉強しやすい。それに加えて、地方在住者でも就職がしやすい
PHPはまだまだレガシーな環境多いが、ポイントさえ押さえれば適切な会社を見つけられるので、問題ではない
— とだ@旅するエンジニア (@cohki0305) October 1, 2018
もちろんベンチャー企業ではありませんし、労働環境はそれほど良くないと思いますが、潰しが効きます。PHP はかつて大流行していたので、採用している会社が多いのですよ。
未経験からすぐにベンチャー企業に就職できない可能性は十分にあるので、まずはしょうもない会社に就職して訓練を積むのは現実的でいいと思います。
【デメリット】ブラック企業が多い
ただ、ブラック企業は多いと思うので気をつけてくださいね。
上でも書きましたが、PHP 使ってる会社は古い会社が多いです。彼らはすごくブラック体制だったりすることが多いので、マジで気をつけてください。単調な作業ばっかりで全然スキル伸びず、残業ばかりでスキルアップする機会も持てないなんて地獄みたいな環境もあるのでマジ注意してください。
オススメのプログラミングスクール
プログラミング学ぶには、プログラミングスクールに通うほうが効率が良いです。独学だとほとんどの人が失敗しますから。
Laravel を学べるスクールはそれほど多くありません。その中でもオススメは侍エンジニアです。少し受講料が高いのですが、実務に沿った教育していて高い技術力を身につけられるスクールです。

オススメ言語3位 JavaScript

JavaScript は Ruby と PHP とは少し異なる言語です。Web のフロントエンドを担当する言語です。フロントエンドとは、Web の見た目を整えたり、動きを加えたりする言語です。
最近の Web サービスは使いにくいとそれだけで利用者が離れていきます。それを防ぐために、JavaScript を使って Web サービスを使いやすいように作るのが今の主流です。JavaScript なしではまともな Web サービスは作れないと断言してもいいくらいです。
どんな会社でも使ってる
JavaScript はフロントエンドでは必ず使われます。そして、Web 開発で使われないことはないです。要はほとんどの会社で使ってます。ベンチャーももちろん使ってます。
なので、JavaScript が出来れば必ず仕事はあります!特にベンチャー企業のサービスは使いにくければ、それだけで利用者が離れていってしまいます。特に、今だと JavaScript の拡張版のような React や Vue といわれる言語を利用されることが多く、需要が高いです。
また、Ruby, PHP などは流行りなどで廃れてしまう可能性がありますが、JavaScript は Web がある限り生き続けるはずです。
【メリット】目指す人が少ないので貴重
JavaScript を専門で書く人は非常に少ないです。だいたい、Ruby, PHP がかけて、少し JavaScript が書けると言う人が多いです。
Ruby, PHP などのサーバーサイド言語を学びたい人の方が何故か多いのです。そして、JavaScript は奥が深いので、高度なレベルまで習得している人が多くありません。それでも Web における JavaScript の重要性は増しています。
故に、JavaScript をちゃんと書ければ需要が高い貴重な人材になれます。僕の友達にも JavaScript ガチ勢がいるのですが、かなり稼いでる人ばかりです。
【デメリット】フロントエンドだけで採用する会社は多くない
JavaScript はめっちゃ人気ですが、フロントエンドだけで採用している会社はそこまで多くないです。フロントエンドの重要性が増して、仕事が増えてきているのは事実ですが。
仕事は全然あるのですが、サーバーサイドのほうが仕事が多いのは事実です。サーバーがないとフロントエンドを書く機会が生まれないので、フロントエンドのほうが少なくなりがちです。
オススメのプログラミングスクール
JavaScript 特に、需要の大きい React や Vue を学べるスクールでオススメなものは TechBoost です。
オススメのスクールは TechBoost です。React を学ぶことが出来ます。
受講者のキャリア実現のために尽力されているのが TechBoost です。他のコースですが、僕も TechBoost で受講していたのでわかりますが、親切なサポートが特徴のスクールです。


さいごに】業界知識を身に付けないと理想のキャリアを歩めない
- 自社サービスを開発している会社、主にベンチャーで働くのがオススメ
- ベンチャー企業に就職するには、Ruby, PHP, JavaScript の順番でオススメ
未経験からいきなり理想とするキャリアをすべての人が歩めるとは限りません。
ただ、方向性だけは間違わないようにしましょう。今回紹介した Ruby, PHP, JavaScript をちゃんとやっていればチャンスはあります。
スキルアップできる企業で仕事をして、転職の機会を見つけて理想とするキャリアを実現していきましょう!

学歴・職歴関係なく、数年間で年収 1000 万円を目指せる職業って何が思いつきますか??
僕はソフトウェアエンジニア(プログラマー)しか思いつかないです。
僕は実務一年でフリーランスになって年収1000万稼げるようになりましたが、別にこの業界なら普通です。学歴も職歴も関係ないです。
プログラマーを目指して稼ぎたい方は、僕が紹介している「プログラマーになるための最短ステップ 3」を是非読んでチャレンジしてください。